ブックキュレーターライター・書評家 アサトーミナミ
父親の気持ちになれる本
父親。一家の大黒柱であるその存在はとてつもなく大きい。だが、大きな存在だからこそ、子どもからすると、わからないことがたくさん。普段何を考えているのか。子どもたちのことをどう思っているのか。そこで、今回は、父親の気持ちになれる本を選んでみた。この本を読めば、「何を考えているのかよくわからない」父親のこともわかるようになるはずだ。
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下剋上受験 両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した! 文庫版
桜井 信一(著)
「中学受験=高学歴の家庭のもの」というイメージがある中で、中卒の父親が娘に中学受験をさせた実話の物語。「娘が問く問題は一問残らず俺も解く」。教えるのではなく、一緒に学んでいく。昼間はガテン系の仕事につきながらも、夜は娘と一緒に受験勉強。親子二人三脚で受験に臨む姿に思わずウルッとくる。
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ステップファザー・ステップ 新装版
宮部みゆき(著)
主人公はブロの泥棒。彼は、ひょんなことから、中学生の双子の兄弟の父親代わりをすることになる。「親は無くても子は育つが、子供がいないと親は育たねえ」「子供がしっかりしていると、親がぐれる。」。一緒に暮らせば血がつながっていなくとも家族。気分は本当の父親。一緒にいるうちに本当の家族になっていく3人に胸が熱くなる。
ブックキュレーター
ライター・書評家 アサトーミナミ平成元年、新宿生まれ、慶應大学大学院修了のフリーライター、書評家。純文学やビジネス本からエンターテイメント小説、漫画、ライトノベルまで、幅広く本を愛し、紙・電子問わず、いつでもどこでも1日1冊は本を読み続ける「本の虫」。大学では近代文学を専攻し、大学院では「本屋のリデザイン」を研究。これからの時代の本との出会いを演出しようと、日々、試行錯誤中。「ダ・ヴィンチニュース」などに寄稿( https://ddnavi.com/author/asatominami/)。
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