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人間関係や仕事でモヤモヤしてない?お疲れ女子に効く益田ミリの本
OLを経験したのちイラストレーターに転身した益田ミリ。彼女によって描かれる日常は、どれもこれも私たちの日々の暮らしで溜まっていく小さな怒りや悲しみに寄り添い、じんわり癒してくれます。やさしい画風と数々の共感できるセリフ、読みやすい文体は忙しい女性にも魅力的。読み終わる頃には毛羽立った心がすっと落ち着く、そんな本ばかりです。
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今日も怒ってしまいました
益田 ミリ(著)
話が長い仕事相手、短気な父、5センチだけ残されたトイレットペーパー・・・、タイトル通り日常の「怒り」に焦点を絞った本です。小さな怒りから大きな怒りまで、4コマもしくは数ページのエッセイで完結する各エピソードは、共感できて、笑えるものばかりです。言いたいことを、代わりに言ってもらえたようにスッキリするでしょう。
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どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心
益田 ミリ(作)
卒業もクラス替えもない、職場という世界に現れる「嫌いな人」がテーマの4コマ漫画です。「なんだか嫌かもしれない人」からしだいに気持ちが膨らみ「どうしても嫌いな人」だと気づいてしまったら、無理矢理いい所を見つけるか、折り合いをつけるか、それとも・・・。「すーちゃん」の決心に、考えさせられます。
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週末、森で
益田 ミリ(作)
思い立って森の近くに移住した主人公のもとへ、都会で働く友人2人が週末に訪ねて来る話を描いた4コマ漫画です。森の環境や主人公の言葉は、友人2人の心を通じて読者の心にやさしく届きます。女友達の心地よい関係性にも触れられ、3人が実在するかのような最後の1ページのにくい演出も魅力的な一冊です。
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女という生きもの
益田ミリ(著)
少女、若い女性、オバサン、おばあちゃん。女性は年齢ごとにさまざまに呼ばれ、ライフイベントがやってきます。そしてその都度、環境や選択に苦悩があります。やさしい文体で描かれる40代「女」としての筆者の経験を通じ、どんな女性にもたったひとつの人生があるのだと噛みしめることのできるエッセイです。
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ふつうな私のゆるゆる作家生活
益田 ミリ(著)
学生時代、OL時代、イラストレーターへの転職から今までと、著者自身のことを描いたコミックです。女性の「わかる」を数多く生み出してきた「ふつうな私」である筆者だからこそ、日常で、仕事で、大切にしていることがあります。「ふつうな読者」にとって、通じることばかりです。
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