ブックキュレーターhonto編集員
現代社会をより深く知るために!今こそ読んでおきたい世界史の本
改めて読んでおきたい、世界史にまつわる本を紹介します。混迷の世界情勢を読み解くには、歴史の理解が欠かせません。世界史の本を読んで宗教や紛争の背景を知ればニュースの見方が変わって、世界の中の日本を考えるときに必ず役立つはず。特に世界史を学び直したい大人にオススメです。
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当時の世界情勢から明治維新について問い直した対談本です。たとえば、ペリー来航の陰にアメリカ国内が保護貿易か自由貿易かで争った南北戦争があったと説明。日本の歴史を当時の世界情勢と切り離して考えることはできないことがわかります。江戸時代のGDP比較などデータに基づく分析も豊富で、世界史の見方が変わる一冊です。
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予備校の世界史講師が国際問題やニュースを解説。取り上げているのはアメリカの共和党と民主党の違い、イスラム教のスンナ派とシーア派の違いなど100の疑問です。世界史を踏まえ、歴史が現在の世界情勢にどんな影響を与えているかを丁寧に説いています。この本を読めば、ニュースをより深く理解できるようになるでしょう。
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世界史を学び直したい大人にオススメの一冊です。高校の教科書が基本になっているから簡潔でわかりやすく、世界史全体を把握しやすい構成。コラムが豊富で読みやすく、受験勉強ではわからなかった世界史の魅力に触れられます。学校ではあまり深く学ばない現代史の章、世界史用語の索引がニュースを読み解く助けになるでしょう。
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現在起きている問題は『古いものになったはずの民族問題であり、宗教問題の再発』として、世界史から諸問題を捉え直した一冊です。著者は国際社会の構造が変化している現在において、民族と宗教がはたす役割が大きいと語っています。ウクライナ紛争、イスラム国、沖縄などの問題を世界史の観点から考察できるようになる内容です。
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ルターの宗教改革以降、フランス革命や南北戦争など近現代史に焦点を当てた世界史本です。主にアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・中国・ロシアについて考察しています。各国の成り立ち、宗教、国同士の関係性を知ることで、現在の世界情勢を俯瞰できるようになるでしょう。世界史のとらえ方や、国際ニュースに対する視野が広がります。
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