ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
日本のディープな風俗についての本5冊!
風俗といえばソープ!オレも一度は体験してみたい!そんなソープにまつわる関連本も数多く出版されてるわけだ。ある意味、日本の裏歴史本。こんな世界がまだ日本にあるとはマジで驚愕する風俗関連本5冊がこれ!
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吉原で生きる
吉岡 優一郎(著)
東京のソープランド街の代表的な街。著者はここで働く人々に取材。なぜソープランドで働いているのか?高級店の元No.1ソープ嬢、大衆店の店長、ソープのボーイさん、吉原専門のタクシー運転手、地元自治会の幹部などソープ周辺の人たちのインタビューはマジで面白い!
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江戸時代に売春産業で栄えた、三重県志摩市の海に浮かぶ渡鹿野島。この島にはかつて娼婦を斡旋する置屋があった。80年代には島民200名のところ売春婦は60名もいたらしい。で、現在はたった10名。しかもその10名は皆60代から70代のおばあちゃんだという。というか、この10名のばあちゃんたちはいまでも売春してるというのがかなり衝撃の島だけど誰がわざわざいくんだよ!というかかなり面白い本だ・・・。
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東京の風俗嬢は日本人だけじゃない!錦糸町にはリトル・バンコクがありタイ人風俗店があり、新宿には韓国風俗、中国風俗店がかなりある。そして高田馬場にはリトル・ヤンゴン、西葛西にはリトル・デリーと呼ばれるインド人街があるっていうじゃないですか!まさにディープ東京!東京に住んで50年になるオレでも知らない街ってあるんだ!と驚愕しまくりです。
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さいごの色街飛田
井上 理津子(著)
大阪の飛田。ここも東京の吉原に次ぐ知名度がある風俗街。著者は12年もかけてこの街で働く風俗嬢、呼び込みのおばちゃんたちに取材を敢行。基本的に取材拒否の街らしく、風俗嬢から「見せもんじゃねんんだよ!あっちいけ!」と怒鳴られる日々・・・。それでも地道に取材を重ねて風俗嬢のタブーを聞くことができたわけだ。ま、皆さんだいたいが借金のために働いてるんだけどね。
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サラリーマンの街のイメージが強い新橋だけど、西口はカオスだね。風俗店、大人のおもちゃ屋、出会い喫茶がかなりある。著者はそんな新橋で働く、エロ業界の人々に取材。新橋の裏で生きる女と男たちの証言はかなり衝撃的!オレも2年ほど新橋の会社で働いてたけど、こんな新橋は知らなかった!
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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