ブックキュレーターhonto編集員
家族を見つめ直すきっかけにしたい。いろんなかたちの家族の物語
とても身近なはずなのに実はお互いをよく知らなかったり、よく考えると家族とはなんて不思議な存在でしょう。夫婦はもともと他人です。でも縁あって家族になり、子どもが生まれて家族は増えます。別れたり亡くなったり、かたちを変えていくことがあってもやっぱり家族は特別で愛すべき存在だと感じられる、そんな物語を紹介します。
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母は兄妹を、父は息子を連れて再婚しました。さらにふたりの間に娘が生まれ、6人家族になった澄川家の中心となって家族の絆を繋げていたのは、長男の澄生でした。その澄生が突然亡くなり、家族は何年も喪失感を抱えながら過ごすことに・・・。かけがえのない家族という存在が切なく心に染みる、心温まるお話です。
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音楽雑誌の編集者・ミカルの唯一の親友であるリョウが、この世を去りました。仕事で世界中を飛び回っていたリョウは、ブログを息子のツバサが8歳になるまで代わりに更新し続けて欲しいとミカルに託しました。リョウの夫である春馬は、家族を持たないミカルにとっても大切な存在。思いやることで家族は作られていくのだ、と気づかされます。
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絵本作家・真帆の父は、富山で急死しました。父がなぜ富山にいたのかが謎のまま15年が過ぎたある日、たまたま「愛本橋」という富山の場所の名を耳にします。父が昔語ったゴッホの「星月夜」にそっくりな日本の「アイモト」。真帆は友人の多美子とともに富山へと向かい、そこでさまざまな人と家族が交錯します。温かい縁と奇跡を描いた物語です。
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