ブックキュレーターhonto編集員
本好きにとってはなくてはならない、図書室や図書館が舞台となった物語
人との出会いや関わりのなかで得られるかけがえのない経験や知恵、思い出や喜びと同じように、たくさんのものが詰まった本。そんな書物に囲まれた図書館は、多くの本好きにとって特別な場所になっていることでしょう。ここでは図書館や図書室が舞台となった物語を集めました。
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就活がうまくいかない菅原麻衣は偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応募し、とりあえず働くことになりました。図書館仕事の難しさに挫けそうになりつつも、個性的で風変わりな同僚たちや利用者との関わりのなかで、少しずつ図書館に魅了されていきます。司書という仕事の奥深さも垣間見える麻衣の成長物語です。
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篠島孝平は、母校で司書教諭を務めていました。細々と発行していた図書だよりに、ある作家の新作の書評を掲載したところ、大炎上。そこへ当の作家・香那が孝平に会いに来て、図書だより存続に手を貸してくれることになります。孝平が語る図書室での思い出話は、学生の頃の危うさと輝きを思い起こさせてくれます。
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凝った煉瓦造りの「からくさ図書館」。長身の好青年に見える館長は冥官・小野篁、さらに17、8歳に見える美少女はかつて斎宮だった時子内親王です。ここは、現世で迷う「道なし」たちを冥土へ送る閻魔庁の出張所。道なしと縁ある人へ不思議な書物を差し出し、救っていきます。古都京都の風情が漂う美しく切ない物語です。
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