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日本語はどうなっている?と思ったら読んでほしい、ことばについて考える本
自分の使っていることばが、相手にはどのように伝わっているのだろうかと、気になる方もいるでしょう。ものの言い方にも地域差があるし、時代差もあります。間違って使っていたり、正しく言ったつもりが悪意に取られたりと、とかくことばの使い方は難しいものです。そのことばについて、ものの言い方について考察している本を集めました。
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著者は元文化放送のアナウンサー。その体験に基づいた言い間違いや読み間違い、勘違いなど、世の中の「そんな言い方ないだろう」を集めました。かつてNHKのアナウンサーだった鈴木健二が、小豆を「しょうず」と読む話など、興味を惹かれる逸話も。若者ことばや敬語の使い方など、気になる話題でいっぱいの一冊です。
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「ことばの語源を現地で調べる」というテーマのもとに、ある特定の地域に基づいたことばの語源を取り上げた一冊です。「急がば回れ」という言葉の誕生の秘密は1枚の浮世絵に隠されているとして、東海道五十三次のある宿を目指して旅立つといった調子です。全部で23語源。それぞれ「そうだったのか!?」と納得させられることでしょう。
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天野祐吉のCM天気図傑作選 経済大国から「別品」の国へ
天野 祐吉(著)
正しいことを「正しい」、伝えたいことを「伝えたい」と言って伝わるものではない、と著者は広告やCMを通してずっと言ってきました。広告を、表現を、ことばを問い続け、見つめ続けた名物コラムから選ばれた155編が本書に載っています。政治家のことばの貧しさに憤る1編に、著者のことばへの思いの深さが偲ばれます。
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