ブックキュレーターhonto編集員
みんなが欲しがるお月さま!どんなカタチでどんな味?と想像したくなる絵本
夜空を明るい光で照らしてくれる魅力的なお月さまを、人間だけではなく動物たちやお月さま自身すらも手に入れたいと欲しがります。お月さまを手に入れるために、知恵を絞ったり、協力しあってどうにか届く場所に近寄ろうとしますが、遥か遠くで輝く存在です。変化していくお月さまのカタチや味を想像して、一緒に楽しめる絵本を紹介します。
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パパ、お月さまとって! 改訂2版
エリック=カール(さく) , もり ひさし(やく)
お月さまと遊びたいと思ったモニカは、近くに見えるお月さまに手を伸ばしてみたけど届きません。そこで、『パパ、お月さま とって!』とお願いします。パパは長いはしごを持ってきて、山のてっぺんに立てかけて登っていきます。まさかの手が届くという現実離れした話と、お月さまをどうやって持って帰るかが見ものです。
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お月さまってどんなあじ?
マイケル・グレイニエツ(絵と文) , いずみ ちほこ(訳)
動物たちは夜空に浮かぶお月さまを見て、『お月さまってどんなあじなんだろう。あまいのかな。しょっぱいのかな』と思っていました。一口でいいから食べてみたいと思っていた動物たちは、背中に乗って協力し合い、パリッ!とお月さまをかじることができました。それはどのような味だったのでしょう?結末がユニークです。
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ぼく、おつきさまがほしいんだ
ジョナサン・エメット(文) , ヴァネッサ・キャバン(絵) , おびか ゆうこ(訳)
銀貨のようにキラキラと光っているきれいなものを初めて見たモグラは、手を伸ばしたり、棒でつついてみようとしたり、飛び跳ねてみたり、どんぐりを放り投げましたがまったく届きません。木に登ったモグラは下にあった水たまりに落ちてしまいます。そこに浮かんでいるお月さまに呼びかけましたが・・・。ほっこりするお話です。
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つきのぼうや
イブ・スパング・オルセン(さく・え) , やまのうち きよこ(やく)
縦長で、おつきさま視点という珍しい絵本です。夜空に登って明るく照らしていると、池の中にもうひとりのおつきさまがいるのを見て、気になってしかたありません。友達になりたくて、つきのぼうやに連れてきて欲しいと頼みます。かけ降りるぼうやは、色々なものに出会いました。水の中から持って帰ったものに顔がほころびます。
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くいしんぼうのおつきさま
なかた みちよ(作)
レストランのコックとおつきさまのやり取りがユニークに描かれています。夜になっても空に登っていかないおつきさまは理由を聞くコックに、おなかがぺこぺこで元気が出ないと言いました。バナナ、グレープフルーツ、オムライス、パンケーキと食べていくおつきさまの形が、三日月、半月、満月と変化していき、月の満ち欠けがわかるようになります。
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