ブックキュレーターhonto編集員
新社会人に必要なコミュ力も文章力も身につく!大人のための「高校国語」本
ビジネスや日常生活に欠かせない力、それは「国語力」だといえるでしょう。文書作成にもプレゼンにもディベートにも日常の読書にも、「高校国語」は役立ちます。ここでは論理的な思考法、コミュニケーション能力、文章力、おまけに教養も身につく国語の本を選びました。これから社会人になる人はもちろん、スキルアップを目指す方にもオススメです。
- 26
- お気に入り
- 2824
- 閲覧数
-
大人のための国語ゼミ 増補版
野矢茂樹(著)
論理学の先生がわかりやすく論理的に教えてくれる紙上の「国語ゼミ」です。議論したり、説明したり、文章を読んだり書いたりするための基礎となる「国語力」を鍛えるトレーニングができます。「国語」と聞いてイメージするような文学についての話ではなく、実践的な言葉の使い方を楽しみながら学べます。
-
101年の生涯を国語教育に捧げ、数多くの生徒を東大・京大に送り込んだ伝説の教師が国語の極意を教えてくれます。そのやり方はひたすら一冊の本を読み込み、徹底的に疑問点を調べるということでした。効率などという言葉とは無縁の方法論ですが、スローリーディングで得たものはきっと一生の財産になるはずです。
-
高校生のための評論文キーワード100
中山 元(著)
英語では単語集で単語を覚えるのに、国語では単語を軽視する人が多いことでしょう。でも実は、国語でも単語を覚えるのは大事なのです。この本では評論文を理解するのに必要なキーワードを背景から文脈まで解説してくれます。現代社会を読み解くキーワードを理解すれば、本や新聞を読む力が上がること間違いなしです。
-
古文の読解
小西 甚一(著)
日本文学者が高校生のためにやさしく書いた古文の参考書です。ややこしい「助動詞」とかは置いておいて、まずは「むかしの暮らし」から講義が始まります。古文なのに英語の知識を使った説明は目からウロコ。これはもはや参考書というより、国際社会にはばたく人材が日本文化を学ぶための立派な教養書と言えるでしょう。
-
高校生のための文章読本
梅田 卓夫(編) , 清水 良典(編) , 服部 左右一(編) , 松川 由博(編)
文章の上達のために「名文に学べ」とよく言われます。「でも何を読んだらいいのかわからない」という高校生のために、名文中の名文を集めて解説をつけたアンソロジーがこの本です。ドストエフスキーから淀川長治まで古今東西の名文が一冊にまとめられているので、きっとあなたの表現力を豊かにしてくれることでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です