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最後の1行まで気が抜けない!どんでん返しの名手ジェフリー・ディーヴァー
ミステリーやクライム・サスペンスを数多く手がけているジェフリー・ディーヴァーは、世界中でその名を知られ、日本でも非常に人気の高いアメリカの小説家です。彼の小説の最大の特徴かつ醍醐味は、用意周到に作り込まれている見事などんでん返しにあるといえるでしょう。ここでは、そんなどんでん返しの名手の真骨頂ともいえる小説を紹介します。
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自分の証言によって、ある殺人事件の容疑者の有罪判決を決定づけた主人公のリズ。しかし、その男が収監先を脱走して自分の元へ向かっていることを知らされ、恐怖に慄きます。追っ手をかわしながら執拗にリズの元へと向かっていく男の目的とは!?度肝を抜かれるような鮮やかなどんでん返しにうならされる、二度読み必至の小説です。
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聾学校の教師や生徒たちを人質に立て籠もった冷酷な3人の脱獄囚たちと、政治家やマスコミなどの横やりに悩まされながらも懸命に人質を救おうと尽力する交渉役のFBI捜査官との息詰まる攻防を描いた初期の佳作です。見事に予想を裏切ってくれる意外な展開と、個性豊かな登場人物たち躍動に時間を忘れてのめり込んでしまいます。
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四肢麻痺の頭脳明晰な元科学捜査官と、容姿端麗な女性警官のコンビが難事件に挑む「リンカーン・ライム」シリーズ第1弾。身体のハンディキャップを補って余りある天才的な洞察力を備えた主人公と、狡知で残虐な殺人犯とのヒリヒリするような頭脳戦が堪らない一冊です。次から次へと巻き起こる事件と謎解きの連続に、息つく暇もありません。
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マインドコントロールに長けたカルト集団のリーダーと、「人間嘘発見器」の異名を持つ女性捜査官の緻密な心理戦を描いた小説です。尋問の天才を主人公にした「キャサリン・ダンス」シリーズの第1弾で、「キネシクス(表情や身振りの研究)」という特異なスキルを駆使した主人公の鋭い洞察と鮮やかな推理が本書の醍醐味となっています。
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人里離れた深い森の中で、必死に逃げる2人の女性たちと執拗に追う2人の殺し屋たちによる、互いに知力の限りを尽くした壮絶な追走劇です。過酷な環境下で繰り広げられる騙し騙されの展開に、ハラハラドキドキが止まりません。あるだろうとわかっていても思わず「やられた!」と言いたくなる、見事などんでん返しが盛りだくさんです。
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