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日本人のキリスト教観を学べる!日本で生み出されたクリスチャン文学
世界最大の信者を誇る宗教、それがキリスト教です。そして、キリスト教は文学を含めたさまざまな分野に影響をおよぼしました。それは西洋諸国だけでなく、日本の小説にも見て取ることができます。ここでは日本人のキリスト教観に触れることができる、日本で生み出されたクリスチャン文学を紹介します。
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家庭の不和や道ならぬ愛などの大衆的な題材と、キリスト教の概念である「原罪」という宗教的観念が組み合わさった長編小説です。1963年に実施された朝日新聞社の懸賞小説に入選した本作は、当時無名だった三浦綾子が破格の賞金1000万円を受け取ったことでも話題になりました。
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プールサイド小景・静物 改版
庄野 潤三(著)
クリスチャン作家として知られる庄野潤三が執筆した、小市民の日常生活を描いた短編小説です。プールを眺める姿には哀愁が感じられ、自分に不幸が降りかかっても社会は変わらず動いていることを実感させられます。こうした作風は「第三の新人」と称され、本作は芥川賞受賞作にもなりました。そんな表題作など全7編が収録されています。
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