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理系×エンタテインメント!緻密に計算され尽くしたホラー&ミステリー小説
人類の起源、証明できない定理、DNAの闇の領域・・・。現代の科学をもってしても解けない謎は、つねに私たちの好奇心を刺激してやみません。ここでは、そんな理系の謎を取り入れたエンタテインメント小説を紹介します。理系の知識を遺憾なく発揮した、誰も思いつかないようなトリックと緻密に計算されたストーリーをお楽しみください。
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数学的にありえない 上
アダム・ファウアー(著) , 矢口 誠(訳)
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感が混在してしまうことを「共感覚」といいます。本書は、共感覚の持ち主である天才数学者・ケインが国家規模の陰謀に巻き込まれていくノンストップ・サスペンス。確率論を多用したエピソードとスピード感あふれるストーリー展開、そして鮮やかなラストに計算された理系のセンスが光ります。
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探偵ガリレオ
東野 圭吾(著)
理系ミステリーといえば、このシリーズも外せません。ミステリー本来のおもしろさに、化学変化や錯覚などの理系の知識を使ったトリックが加わり、大人気シリーズに成長しました。シリーズの最初を飾る本書は、はじめて読む方にもオススメの短編集スタイルです。物理学者・湯川が不可能を科学で鮮やかに解き明かします。
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四色問題
ロビン・ウィルソン(著) , 茂木 健一郎(訳)
本書はノンフィクションですが、フィクションにも負けないほどのスリリングさをはらんだ一冊です。四色問題というのは、「地図を塗り分けるのには違う色が4つあれば足りる」という経験的に得られていた知見を、数学的に証明しようという試みのこと。この証明を一番乗りで成し遂げようとする数学者たちの奮闘を生き生きと描きます。
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