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敏感すぎても大丈夫!HSPに悩む人にとりあえず読んでみてほしい本
現代において「HSP(敏感すぎる気質の人)」は珍しい存在ではありません。ある調査によれば5人に1人が該当するのだとか。HSPの人は、細かい箇所に目がいく性質なので日常生活では困難の連続。しかし、そんな生きづらさを個性として受け取ることができればグッと生きやすくなるはずです。そのためのヒントが詰まった本を紹介します。
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何から何まで気を使い過ぎてしまう「繊細さん」がストレスを溜めず、上手に生きるためのコツを紹介している本です。「繊細な性格」を背丈が高い低いと同じような「人間の個性」と捉えることで、自身の「繊細さ」を受け入れることができるようになるでしょう。マイナスに思われていることをプラスに転換する、本書のテーマはそこにあります。
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「敏感すぎる自分」を好きになれる本
長沼 睦雄(著)
ささいなことでドキッとしてしまうHSP。ある精神科医によれば、全人口の15~20%程度の人が該当するのだそう。この数値から見れば、もはや珍しいものではないことがわかります。繊細な心は性格そのものではなく「性質」なのです。そんな性質を受け入れて、自分を守る術が紹介されています。
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「人の目が気になって、やりたいことすらできない」。そんなHSP気質を味方にし、あるがままの自分でいるための方法が紹介されています。日本では少ないHSP臨床医が書いた本であり、当事者に寄り添った文章とやさしいイラストで、生きづらさを感じる読者を包み込んでくれるような一冊です。
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HSP臨床医が「自己肯定感を高める話し方」について、具体的な方法を交えながら解説した一冊です。「相手の目が気になって話せない」「ぐるぐる思考が周って、頭が真っ白になる」というようなケース別に対策を解説しながら、コミュニケーションに関するコンプレックスを取り除くことができます。
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敏感すぎて苦しい・HSPがたちまち解決 気疲れしてもうダメと思っても大丈夫!
高田 明和(著)
「楽しくても疲れてしまう」。定型発達の人には理解が難しいHSPの繊細な性質を、「長所」と捉えるための発想法がまとめられた本です。『敏感さから解放される魔法の言葉』『困ったシーン別かんたん対処法』など、自分の性質を賢く扱うための「取扱説明書」として使える一冊です。
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