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読めば行かずにいられない!?愛と魅力とイジりが詰まった「埼玉本」
埼玉をテーマにした本を集めました。東京に隣接し、全国でも屈指の人口を有しながら「何もない」などとイジられがちな埼玉。なぜそんな言われようなのか、本当に何もないのか、埼玉県民はどう思っている?そんな疑問を解き明かしてくれる本を揃えました。読めば埼玉の魅力を再発見でき、埼玉へ行ってみたくなるでしょう。
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翔んで埼玉 (このマンガがすごい!comics)
魔夜 峰央(著)
埼玉が迫害される東京において、埼玉出身の主人公が「埼玉県民解放運動」を展開するギャグ漫画です。「埼玉から東京へ行くには通行手形が必要」など、荒唐無稽な設定に驚かされるでしょう。本書が執筆された当時、著者は埼玉県在住だったそう。県民性を巧みに捉えて笑いに昇華させた、著者の埼玉愛がベースになった一冊です。
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埼玉グルメを紹介したコミックエッセイ。うなぎや行田フライなど、有名無名を問わず県民に愛されているグルメが目白押しです。海がなく河川面積日本一だから川魚料理がよく食べられている、実は香川に次いでうどん生産量が第2位など、埼玉の地理や歴史を踏まえた解説がお見事。埼玉へ食べ歩きに出かけたくなる一冊です。
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埼玉出身の著者が、自慢できるものがないと言われる埼玉にも「なにかあるはず」と名所やグルメを巡った記録です。さきたま古墳ではにわを作ったり、「淡水魚ばっかりの水族館がある」と聞いて訪ねてみたり。知名度にこだわらない、ゆるい埼玉ガイドになっています。身近なスポットが多く、気軽に行ってみようと思えるはずです。
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県名を筆頭に県内に今も残る地名の由来を紐解き、埼玉の歴史に迫っています。地名から埼玉がかつて勢力のあった武蔵国の周縁ではなく、中心だったと推察。『江戸・東京を中心にした歴史の見方』を改めようと説いています。美女木や十二月田などが登場する「埼玉県 難読地名検定」もあり、埼玉の歴史に親しめるでしょう。
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