ブックキュレーターhonto編集員
「数学嫌い」で文系を選んだあなたに贈る。数学のおもしろさがわかる本
数学が嫌いだから、文系を選択。文系を選択してからはさらに数学に関わる機会が減り、「数学が嫌い」という気持ちだけが残っている。そんな方に「数学のおもしろさ」がわかるようになる本を紹介します。数学史を扱ったノンフィクションやエッセイから、読みやすい実用書まで、さまざまな内容の数学の一般書をピックアップしました。
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17世紀の数学者フェルマーが残した、『私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない』というメモから、数学者たちの証明への挑戦が始まります。「フェルマーの最終定理」を中心とした数学の研究史ですが、読後感はミステリー小説を読んだ時のような爽やかさが残ります。
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大学などの特定の研究機関に属さず、たった1人で数学を研究する独立研究者の森田真生によるエッセイです。数学と身体性という、一見相容れないように見える二つの事柄を組み合わせて、数学の本質に迫ろうという精力的な一冊。私たちが学校で習うのとは違った姿の数学を発見することができます。
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中学数学をわかりやすく、代数(文字と式)、幾何(図形)、解析(グラフ)という三つの分野から学び直し、最短距離での理解を目指しています。東大教授・西成活裕と数学が苦手なライター・郷和貴の対談で展開されています。鄕氏に感情移入しながら、数学をすいすい理解できる一冊です。
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本書は数学がわかる本ではなく、数学の「勉強の仕方」がわかる本です。数学はよく暗記やひらめきが重要だと言われますが、本書では暗記力がなくても、ひらめき力がなくても、どうすれば数学を自分で勉強できるかを解説しています。問題に対する10のアプローチを知るだけで、問題の見方が必ず変わります。
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