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心はほっこり、お腹はぐうぐう。食べ物が主役のほのぼの小説
美味しそうな食べ物が登場するうえに心が温まる小説なんて、最強だと思いませんか?ここでは、食べ物が主役と言っても過言ではないほど重要な役割を果たしている人情派の小説を紹介します。読むたびにおなかが減ってしまうのがちょっぴり困りものの、「味わい深い」という言葉がぴったりの小説ばかりです。
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江戸の町を舞台に、互いに愛情を無くしかけてしまっている若い夫婦の悲哀と再生が瑞々しく描かれています。少々重いプロットではありますが、奇人かつ食道楽で、息子の嫁にひたすらやさしい舅の忠右衛門がもたらす料理の数々に癒しと安らぎを感じるでしょう。「黄身返し卵」や「淡雪豆腐」など、ちょっとひねった料理が大いに食欲をそそります。
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心に傷を負って都会を離れた女性が、寂れた高原でカフェを営みながら地元の人々と交流を深めていく物語です。高原の牧場や農園などの質の良い食材を使って丹精込めて作られる魅力的なカフェのメニューの数々は、食べることができないのが実にもどかしくなってきます。美味しいものがもたらす細やかな幸せを感じることができるでしょう。
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