ブックキュレーターhonto編集員
私たちの言葉は、色を持つ、音を奏でる。日々に繊細な彩りをくれる本
言葉は誰かの人生を変えることもある一方、刃物であるとも言われます。大きな力を持った時に注目されがちな言葉という存在ですが、私たちは日々のなかで、どれくらい言葉に対して向き合ってきたでしょうか。日常にあふれる言葉に向き合ってみると、そこには繊細な色や音が宿っています。ここでは、言葉への感度が高まる本を紹介していきます。
- 30
- お気に入り
- 3852
- 閲覧数
-
最初の質問
長田 弘(詩) , いせ ひでこ(絵)
国語の教科書にも掲載された長田弘の詩が、いせひでこの絵に乗せて私たちに届けられます。絵本であるけれども、この本はきっと、絵本を読まなくなった大人たちのためのものだと言えるでしょう。心にすっと入ってくる一つひとつの簡単な言葉に、空を見上げて、歩く足を止めて、世界を見渡してみたくなります。
-
本をめくっていくたびに、言葉の美しさにはっとします。言葉にすることで、うまく表せなかった美しい瞬間や風景が、自分の中に飛び込んでくるような感覚を味わったことはないでしょうか。言葉は日常のふとした一瞬を、かけがえのないものに見せてくれます。世界を淡く彩る色鉛筆のような、小さな言葉の図鑑です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です