ブックキュレーター戦略デザインファームBIOTOPE代表 佐宗邦威
個人や会社の意義をデザインする
ビジネスが、売上利益を越えた事業の意義を問われる時代になってきています。一方、個人が自らの働く意義を組織と共有できるかは、組織の創造性の最大のドライバーです。不確実な時代に自らの北極星を持って生きるための、哲学、社会学、デザイン、心理学などの武器を紹介します。
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デザイン思考の授業 世界のトップデザインスクールが教える
佐宗邦威(著)
デザインは、誰にでも学べるものだ。元々法律を勉強していたクリエイティブタイプではなかった筆者が、アメリカの老舗デザインスクールで学んだデザイン思考を因数分解し、初学者にでも学べる形で紹介した本。
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あらゆるイノベーションは、一人の個人が内面に持った妄想を具体化するまでやめなかったことだ。スマホや、SNSによって社会と繋がってしまった時代に、自らの妄想から始め、ビジョンをデザインしていく方法を紹介する。
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ビッグデータの時代だからこそ、人間を科学することが必要なのだ。デンマークの人文科学サイエンティスト集団、ReD Associatesの創業者が提唱する、事業が意義を保つための時間軸の長い人間の洞察の仕方についてのヒントが満載。
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P&Gのマーケティング変革をリードしたジムステンゲルがたどり着いたのは、ブランドの意義だった。前年比の不断の積み上げが求められる消費財のマーケティングのグルが提唱する意義を広めるブランドづくりのあり方とは?
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未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?
マルクス・ガブリエル(著) , マイケル・ハート(著) , ポール・メイソン(著) , 斎藤 幸平(編)
インターネットの浸透は、完全に近代を終わらせた。正解なき時代に、いかに自分たちを理解し、経済を回し、テクノロジーと付き合っていくべきか?ポストモダンの先にある哲学や、ポスト資本主義の経済、AI時代のプライバシーなどの人類の論点を考えられる。
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意義を考える上では、自分たちがよって立つ社会の歴史的、構造的な理解が欠かせない。日本社会が今後直面する課題を、地方層、個人層、都市層と3つに分断された働き方の視点から描き出した本書は、どこで、どのように働いていくべきかを再考させられる。
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日本が今後出来る世界の課題に対する貢献は何だろうか?時代の課題が気候変動や、循環型経済への移行にシフトする中、ITを超えた分野横断のテクノロジーを統合した新たな価値を生んでいくための考え方と、日本に眠る可能性に気づかせてくれる。
ブックキュレーター
戦略デザインファームBIOTOPE代表 佐宗邦威戦略デザインファームBIOTOPE代表・チーフストラティジックデザイナー。大学院大学至善館准教授。著書に『直感と論理をつなぐ思考法』、『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』(クロスメディア・パブリッシング)がある。P&Gブランドマネージャー、SONYクリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラムSAP立ち上げなどに携わる。イリノイ工科大学デザイン研究科(Master of Design Methods)修了。
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