ブックキュレーターhonto編集員
生きる勇気が湧いてくる!壮絶な経験を乗り越えた女性によるコミックエッセイ
虐待、宗教、難病など、あまりにも壮絶な人生を歩んできた女性漫画家によるコミックエッセイを集めました。目を覆いたくなるエピソードの数々に、読んでいてつらくなることもあるかもしれません。しかし、想像を絶する経験を乗り越えてきた彼女たちの姿を見れば、どんなことがあっても生き抜いていける人間の強さを感じられるはずです。
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実の父親から虐待を受けて育ったぴろよ。酒乱の父親は毎日のように子どもたちを殴り、そのうちやさしかった母親まで壊れていきます。親元を離れても虐待の影響で苦しむぴろよの姿は見ていてつらいものがありますが、ぜひ最後まで読んでみてください。壮絶な体験とともに生き続ける彼女の姿から、生きる勇気をもらえるはずです。
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「平成の日本にこんなところがあるの!?」本書を読んだ後、そう思うはずです。広大な敷地にたくさんの人が暮らすカルト村。そこに住む子どもたちは親と自由を奪われ、児童労働を強いられていました。体罰も日常的に行われていたカルト村に19歳まで暮らしていた著者が描く、衝撃のコミックエッセイです。
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新興宗教の熱心な信者を母親に持つ、さや。幼少期から地上の楽園で暮らせるように厳しい規律のもとで生活することを強いられてきました。成長するに従い教義に疑問を持つようになり、宗教に縛られる人生から抜け出そうとするさやですが、その姿はときに痛々しく思えます。宗教の勧誘に来る人の考え方がわかるようになる一冊です。
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父親の不倫により崩壊したとある家族。母親、弟、著者の3人で新生活を始めたものの、母親はアルコールにおぼれてしまいます。家にはゴミがあふれ、育児放棄された著者と弟。衝撃的な展開は続きますが、著者が大人になったとき救いの瞬間が訪れます。過去に関係なく、自分次第で人生は切り拓いていけると感じさせてくれるコミックエッセイです。
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