ブックキュレーターhonto編集員
すべてのものに歴史アリ!古今東西、人間と「もの」の歴史を知るための本
いつも当たり前に接しているあんなものこんなもの。普段考えもしないけれど、それはいつから私たちとともにあったのでしょう?貨幣の姿の変遷、紙の普及、チーズの利用法の変化。身近なものにも必ず歴史があるし、身近だからこそおもしろい!馴染みのものと人間が一緒に築いてきた歴史に、思いを馳せてみませんか?
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貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで
カビール・セガール(著) , 小坂 恵理(訳)
お金がいつから存在するか、考えたことはありますか?本書では「生物はなぜ『交換』するのか」に始まり、人間の性質と貨幣の関係を説き起こします。「物々交換が貨幣の起源」というのは本当?お金にはハードなものとソフトなものがある?人は「価値」をどう扱ってきた?そんな貨幣の歴史をたどるビジネス書です。
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紙の世界史 歴史に突き動かされた技術
マーク・カーランスキー(著) , 川副 智子(訳)
「記録する生き物」である人間の歴史は、紙なしには語れません。竹や石に取って代わった紙は、誕生以来あらゆる場面で求められていきます。紙の発展は、人の需要と表裏一体。布教のために聖書を刷りたい、硬貨の代用品がほしい・・・。必要になるたび、人は紙を進化させてきました。二人三脚で歩んだ、人と紙の歴史をどうぞ。
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チーズと文明 古代宗教儀式、貨幣、産業革命、原産地名称保護
ポール・キンステッド(著) , 和田 佐規子(訳)
歴史上、チーズは食や祭祀などさまざまなフィールドで文化の一端を担ってきました。新石器時代にはミルクから栄養を得る手段として、ギリシア神話の世界では神への供物として、中世には商業的な食品として。人の体質や宗教、経済と密接に結びついてきた「チーズ9千年の歴史」を、ぜひ味わってみてください。
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