ブックキュレーターhonto編集員
真の美しい生き方とは?自分らしく生きる女性に励まされる本
女性たちは時代によってさまざまな障害や偏見を乗り越えながら、新たな道を切り拓いてきました。心の内側からの強さを「本当の美しさ」とするならば、誰しもが真に美しく生きていくことができるのです。背中を押してくれたり、時には肩の力を抜いてみたり、柔軟に生きていくのもいいかも、と思えてくる女性たちの本を紹介します。
- 1
- お気に入り
- 2351
- 閲覧数
-
六本木にあるハリウッド美容学校の理事を務めていた美容家・メイ牛山。パーマも化粧も許されなかった戦時中の女性たちを、外見も心も美しくしようと戦後の焼け野原の銀座から東洋一のサロンを立ち上げた実話が語られています。日本女性の美容の歴史から今を見つめ直すことができる一冊です。
-
デヴィ夫人がなぜ今も美しく強く、メッセージを発信し続けているのか――。インドネシアの大統領夫人になった経緯や家族との残酷な別れなど、どのような半生を歩んできたのかを知ることができます。「選ばれる」とは受け身ではなく、自らの必死の努力と知性、自信を持つことによって道を切り拓いてゆく、という強いメッセージが伝わってきます。
-
「独身=不幸」そう誰が決めた?ニューヨークという舞台を選び、ヒールではなくスニーカーをはいて街を自由に歩き、選んだ仕事や趣味を謳歌する。それが「女性の幸せな人生」と呼んでもいいのではないでしょうか。さまざまな人種や境遇の人が集まるニューヨークでの日々を、女性目線で伝えてくれる一冊です。
-
不良だった女性がネットでの古着販売をきっかけに、1億ドルを超える売り上げを誇る通販サイト「NASTY GAL」を作り上げたドキュメント。自分の人生は自分で努力して作り上げるもの。アウトサイダーでも、行動してほしいものを手に入れることができる。ストレートな言葉で綴られているので、読み終わった後には一歩踏み出したくなるはずです。
-
次郎と正子 娘が語る素顔の白洲家
牧山 桂子(著)
GHQとの交渉の矢面に立ち「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれた白洲次郎と、その妻であり独自の感性を持つ文筆家・正子の素顔を、娘が綴った一冊です。ものを書く母親の姿に、子どもの頃には複雑な感情を抱いていたのだけど・・・。家族の日々の暮らしの様子から、どこか懐かしさが伝わってくるエッセイです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です