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東野圭吾のネタバレ禁止作品!衝撃的なラストが楽しめる小説
東野圭吾は、日本を代表するミステリー作家のひとりです。映像化されている作品も数多くあり、ファンを魅了し続けてきました。また、読書初心者でも読みやすくておもしろい小説ばかりです。特に、「ガリレオシリーズ」や「加賀恭一郎シリーズ」は有名。そんな東野圭吾作品の中でも、あっと驚くようなラストが魅力の本を紹介します。
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変身
東野 圭吾(著)
脳移植手術によって一命を取り留めたが、手術後に自身の人格が次第に失われていく様子が描かれています。読者の受け取り方によってハッピーエンドかバッドエンドかに分かれる、衝撃のラスト1行。脳をじわじわと浸食されている葛藤が感じられ、その緊張感は最後まで続きます。現実で実際に起こりうるような話です。
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悪意
東野 圭吾(著)
「加賀恭一郎シリーズ」の中でも、傑作と呼び声が高い一冊です。殺人事件の犯人が逮捕されるが、動機に関して黙秘を続ける犯人。中盤で解決するかと思いきや、二転三転したのち、最後にはすべてがひっくり返ります。真相がわかったとき、多くの伏線が隠されていたことに気づくことでしょう。二度でも三度でも楽しめる小説です。
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宿命
東野 圭吾(著)
刑事の前に容疑者として現われたのは、初恋相手の夫かつ、学生時代ライバルだった宿命の相手。注目すべきは、東野圭吾本人も気に入っているというラストのひと言。宿命相手との対決を果たすとき、すべての秘密が明かされます。断片的に出てくる主人公の幼少期の記憶が繋がっていき、人間心理や人物像が丁寧に描写されています。
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仮面山荘殺人事件
東野 圭吾(著)
男女が集まる山荘に逃亡中の銀行強盗犯が侵入し、殺人事件が発生。しかし犯人は強盗犯ではない誰か・・・というストーリーです。閉ざされた山荘での殺人事件は、王道ミステリーそのもの。謎解きをしながら読んでいても、予想外の真相に衝撃を受けることでしょう。まんまと騙された後は、再読による伏線回収が楽しめます。
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ゲームの名は誘拐
東野 圭吾(著)
家出した娘と共謀して狂言誘拐をしようと企てた主人公。娘の父親から見事身代金3億円を奪うことができたが、意外な展開を見せていきます。娘の抱えた「ある事情」を知ったとき、後味が悪いラストが待っています。疾走感のあるストーリー展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。誘拐ゲームのスリルが楽しめる一冊です。
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