ブックキュレーター個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央
偏差値も上昇中!法政第二中学校で出題された文章
今回紹介するのは、神奈川県の武蔵小杉に位置する法政大学の付属校・法政第二中学校。2016年に共学化し、近年偏差値も上昇しています。やはり付属校というのもあって人気が高まっているようです。校舎も改装されて設備・学習環境は好評。部活動にも力が入っており、文武両道の充実した学校生活を送ることができます。※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2020年5月11日)の情報に基づいております。
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短編少年
集英社文庫編集部(編) , 山崎 ナオコーラ(著) , 朝井 リョウ(著) , あさの あつこ(著) , 伊坂 幸太郎(著) , 石田 衣良(著) , 小川 糸(著) , 奥田 英朗(著) , 佐川 光晴(著) , 柳 広司(著)
「少年」をテーマに豪華作家陣の短編を集めたこちらの本から、柳広司の「すーぱー・すたじあむ」が出題されました。柳広司といえばミステリのイメージですが、テーマが「少年」だけあって、負けん気の強い竜次をはじめとする少年たちが野球に打ち込む青春ストーリーです。2018年度2次に出題。
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小学生にも敬語が苦手な人は多いですが、大人でもふとした拍子に困ったり、使われている敬語に違和感を覚えることがあるのではないでしょうか。敬語を使おうとするあまり「過剰敬語」が発生することもあり、それは「敬意の不十分感」が原因であるなど、敬語にまつわる面白い説が満載です。2018年度2次に出題。
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反撃
草野 たき(著)
ただの「おとなしい子」では終わらない!少女たちがリアルな悩みを抱えながらも、それぞれの抱えるコンプレックスや自分を苦しませる価値観に反撃していく物語。短編集ですが、ストーリーがつながっているところも楽しめるため、ぜひ通して読んでもらいたい一冊です。2018年度1次に出題。
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世の中にありふれた「自信をもって」というような言葉。しかし、「自信」とはいったい何なのか?その言葉に振り回されたこともある筆者が、辞書の定義から納得する答えを見つけるところが面白いです。生きづらさを抱える若者に向けた励ましの一冊です。2018年度1次に出題。
ブックキュレーター
個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央早稲田大学政治経済学部卒業。日本たばこ産業(JT)を経て、中学受験専門の個別指導塾ココロ・ミル(http://kobetsushido-shibuya.com/)を渋谷に開校。中学受験の大手塾であるSAPIX、四谷大塚、日能研等で成績が数年伸びないお子様の成績を改善し早慶附属中などの有名私立中学に合格者を多数輩出している。そのことが口コミで広がり募集から数週間でキャンセル待ちとなる。自身国語が苦手だった経験を活かし、子供の目線に立った教材選定や思考法にまで落とし込んだ既存の枠組みを超えた指導で国語の偏差値を20以上伸ばしたケースも数多く、関西や山陰などの遠方からもお客様を抱える。講師としても2,500名以上を指導する現場主義者。著書『小学国語900のことば』(双葉社)。
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