ブックキュレーターhonto編集員
人生の宝物。友達を大切にしたくなってくる絵本
友達はかけがえのないもの。しかしついつい、側にいるのが当たり前だと感じてしまってはいませんか?ここでは、友達の大切さに気づくことができる絵本を紹介します。やさしさと温もりに満ちた友情の物語は、子どもはもちろん大人も強く胸打たれるはずです。自分の友達のことを思い浮かべながら読んでみてください。
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ふたりはともだち
アーノルド・ローベル(作) , 三木 卓(訳)
ちょっぴり頑固で神経質ながまくんと、のんびりやで楽観的なかえるくんは大の仲良し。2人は何をするにも一緒で、かえるくんの具合が悪ければがまくんは精一杯看病するし、がまくんが悲しんでいるとかえるくんは知恵を絞って勇気づけます。抑えた色調ながらどこかユーモラスで表情豊かなローベルのイラストにも注目です。
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いっぴきぐらしのジュリアン
ジョー・トッド‐スタントン(作) , いわじょう よしひと(訳)
何をするにも1匹が一番というのねずみのジュリアンは、自分を食べようとして巣穴にはまり込んだキツネを助けてあげました。2匹の間にほのかに芽生える友情。そしてある日、フクロウに狙われそうになって絶体絶命のジュリアンのもとに現れたのは・・・。のねずみとキツネの凸凹コンビの絆にほっこりします。
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ずーっとずっとだいすきだよ
ハンス・ウィルヘルム(えとぶん) , 久山 太市(やく)
男の子と犬のエルフィーは大の仲良しでしたが、男の子より早く年を取るエルフィーはある朝死んでしまいます。男の子は深く悲しむものの、エルフィーに毎晩『ずーっと、だいすきだよ』と伝えていたことが慰めとなるのでした。死別をテーマにした、世界中で読み継がれている名作。やさしい文章と淡い色使いの絵に心が温まります。
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イヌと友だちのバイオリン
デイビッド・リッチフィールド(著) , 俵万智(訳)
年老いたバイオリン弾きのヘクターは、親友の犬ヒューゴのバイオリンの才能に気づき、自分の楽器を与えて引退してしまいます。ヘクターのもとを離れてどんどん有名になるヒューゴ。ある日、ヘクターがヒューゴのいる音楽一座の演奏会に赴くと・・・。カラフルなイラストと2人の友情に元気がもらえる一冊です。
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わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ(さく え) , 小川 仁央(やく)
年寄りで物知りのアナグマは、誰からも慕われる人気者。しかしある冬の日、アナグマはとうとうこの世を去ってしまいます。集まった動物たちはアナグマとの思い出を語るうちに、彼が残してくれた「おくりもの」を悟るのでした。死との向き合い方について考えさせられる、イギリスの古典的名作です。
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