ブックキュレーターhonto編集員
今こそゲームブックで遊ぼう!ようこそ変化する物語の世界へ
1980年代に流行した「ゲームブック」とは、読み進めると分岐があり、その選択によって物語が変化していく本のことです。途中で謎やモンスターに遭遇し、クリアに失敗することもあります。古典的な名作から現代風にアレンジを加えたものまで、さまざまなタイプのゲームブックを紹介します。紙とペンを持ち、さあ、冒険へ旅立ちましょう。
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ミステリー作家が作った本格推理もののゲームブックです。あなたは探偵となり、富豪の殺人事件と「ツァラトゥストラの翼」と呼ばれる宝石の行方を追います。かなり歯ごたえのある作品で、途中に出てくる暗号には多くの読者がさじを投げたという逸話が残っています。さあ、あなたはエンディングまでたどり着けるでしょうか?
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シャムタンティの丘を越えて
スティーブ・ジャクソン(著) , 浅羽 莢子(訳)
「ゲームブック」ブームのきっかけを作った『火吹山の魔法使い』の著者が手掛けた一冊です。剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、本格的なロールプレイングが味わえる「ソーサリー」シリーズの第1弾。難易度は低めで、ルートを変えれば何度でも楽しめるのも魅力の一つ。これぞゲームブック!という味わいのある名作です。
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暗黒城の魔術師
ハービー・ブレナン(著) , 真崎 義博(訳) , フーゴ・ハル(訳監修)
「ソーサリー」シリーズと並び称される「グレイルクエスト」シリーズの第1弾です。ほかのゲームブックと比べると分岐点が少なく、理不尽に唐突な死が訪れますが、それすらも本作ならではの特徴として親しまれています。軽妙で皮肉の効いた独特の語り口に、きっとハマってしまうことでしょう。
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人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される
SCRAP(著) , 鹿野 康二(著)
「リアル脱出ゲーム」ブームの火付け役となった団体SCRAPが手掛けるゲームブックです。16人の村人の中に紛れ込んだ人狼。プレイヤーは暗号やパズルを解くことでストーリーを進め、人狼を特定しなければなりません。各種仕掛けのクオリティは高く、最後まで解けたときの達成感を一度味わえば、きっと病みつきになります。
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児童文学の人気シリーズ「都会のトム&ソーヤ」でお馴染みのキャラクターと、転校生の「あなた」が修学旅行に行き、数々の選択をしながら冒険を繰り広げます。難易度は低めなので、低学年でも安心して読み進めることが可能。シリーズ読者ならより楽しめる作りになっていますが、未読の方でもプレイに問題はありません。
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