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その話・・・もしかして実体験!?元諜報員たちが描いたスパイ小説の傑作選
スパイ活動経験のある小説家は意外と多いものです。しかも、その中には世界的に有名な売れっ子や文豪と呼ばれている小説家もいます。そんな彼らが書いたスパイ小説だったら、ぜひ読んでみたいと思いませんか?ここでは『著者がかつての経験をそのまま語っているのでは?』と、つい思ってしまいそうな傑作スパイ小説を紹介します。
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英国諜報機関にその才を見込まれ、次々と難解な作戦を成功させる18歳の天才ハッカー。しかし、彼の存在がロシアの諜報機関に知られたとき、恐るべき暗殺計画が遂行されることに・・・。20年以上に渡って英国諜報機関に協力していたと告白し、世界を驚かせた著者が贈る、サイバーテクノロジーを駆使したスパイ小説です。
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英国諜報機関の工作員としての過去を持つ著者が、その実体験をもとに書き上げたと言われている連作短編集です。一風変わったスパイ小説で、そこにスリリングな頭脳戦や活劇は皆無。組織の歯車として、さまざまな諜報活動に携わる主人公が目にした「ちょっぴりおかしな人間模様」が、皮肉の効いた軽妙な筆致で描かれています。
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第二次世界大戦中に諜報員として活動していた著者による、世界一有名なスパイ小説シリーズの第1弾。同シリーズをもとに多数の映像作品が制作されていますが、本書そのものはスパイ活動に身を投じた者の悲哀を描く、重厚な一冊となっています。過酷な任務によってすべてを失うスパイの姿が、非常に切なく、心に沁みます。
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冷戦下における東西大国の息詰まるような諜報戦を描いたスパイ小説の傑作です。先の読めない大掛かりな諜報戦と、細部まで練り込まれた人物設定にぐいぐい引きこまれ、ラストまで息つく暇もないでしょう。諜報員としての活動経験もある著者が手掛けた本書からは、まるで史実を語っているかのような生々しさが感じられます。
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