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子どもと一緒に読みたい!大人も驚かされる生き物の雑学本
生き物の図鑑は子ども向け、なんてあなどることなかれ。研究が進めば図鑑も進化していくものです。最新の図鑑には私たちの常識を覆す動物知識が詰まっています。「シマリスのしっぽは簡単に抜ける」「足が85本あるタコがいる」なんて知っていましたか?というわけで、子どもだけでなく大人も驚く生き物の雑学本を紹介します。
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- 2012
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ざんねんないきもの事典 おもしろい!進化のふしぎ 正
今泉 忠明(監修) , 下間 文恵(絵) , 徳永 明子(絵) , かわむら ふゆみ(絵)
地球上には、人間から見ると「どうしてそうなった!?」と首を傾げたくなる進化を遂げた生き物がわんさかいます。本書はそんな「ざんねんないきもの」の生態を紹介しつつ、その残念すぎる進化の経緯を解説した一冊です。一見して意味不明すぎる彼らの生態が、実は厳しい生存競争を勝ち抜くのに一役買っていることがわかります。
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奇抜な視点から、動物と人間の骨格のちがいを観察できる図鑑です。ウマのヒヅメは中指が進化してできたものなので「ウマは1本の指で立っている」というように、「もしも動物の骨格を人間に当てはめたらどうなる?」をイラスト付きで解説しています。骨格を人間に置き換えた図解は、ちょっと不気味だけどインパクト絶大です。
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へんないきもの
早川 いくを(著)
大人も驚く生き物図鑑の先駆けになった名著がこちら。鉄製のウロコをまとう貝や、100℃以上の毒ガスを噴出する昆虫など、「こんな変な生物が実在するの!?」と思わず唸る珍生物をこれでもかと紹介してくれます。ジョーク交じりのウィットな解説文のおかげで、驚くだけでなく「笑える」のもこの本の大きな魅力です。
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チリメンモンスターのひみつ さぐれ!海の生き物のくらし
きしわだ自然資料館(監修) , 武田 正倫(監修) , いずもり よう(絵)
「ちりめんじゃこ」を観察したことがありますか?その主原料はイワシ類の幼魚ですが、実はかなりの高確率でほかの海洋生物が紛れ込んでいるのです。なので、注意深く探せば深海魚が見つかることも。身近な食材を通して海の生き物の生態に迫る体験型の一冊です。ぜひ、ちりめんじゃこ片手にご覧ください。
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海の世界には「ギリギリ生き残っている」としか思えない生き物がたくさんいます。食べ過ぎると死ぬ魚、目を開けたまま食事すると失明するサメ、ストレスで自分の足を食べるタコ・・・。彼らの暮らしぶりには、どこか哀愁さえ感じさせられます。その不思議な生態にどのような意味があるのか、その秘密は本書でご確認ください。
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