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「日本人」とは――その性質に迫った名著
「日本人ならこうするはずだ」「あの人って日本人ぽくない」など、私たちは日常のなかで「日本人」という言葉を普通に使っています。しかし、「日本人」とはいったいどのような存在なのでしょうか?実際のところ、私たちは「日本人」という概念についてクリアなイメージを持っていません。ここでは、日本人の性質について探った名著を紹介します。
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日本人の意識構造
会田 雄次(著)
この本は、日本人が無意識のうちに行うしぐさや身ぶりにスポットライトを当て、日本人の思考パターンについて深い考察を試みています。欧米人の振る舞いと比べているので、日本人の特徴的なパターンが手に取るように分かりやすく理解できるようになります。
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日本文化のかくれた形
加藤 周一(ほか著)
日本文化を学ぶにあたって、その懐深くに潜んでいる日本人の思考パターンに迫った一冊。日本人が共通して持っている日本文化の原型とは何かについて、加藤周一や丸山真男といった著名な思想家たちがさまざまな視点からわかりやすく丁寧に論じています。
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日本人の論理構造
板坂 元(著)
日本人の独特な性質は、日本語という言語にも表れています。この本では、「しみじみ」「どうせ」「せめて」といった、日本語のユニークな表現技法を通して、そこから見えてくる日本人の不思議な論理構造について平易な文章で解説しています。
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