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テーマは「異星人による地球侵略」。読み応え抜群のSF小説の傑作選
火星にはタコ型の、金星には人型の異星人がいて、彼らはUFOに乗り地球を監視している・・・というのが、何十年も前から語り継がれているSF小説の定番です。地球外生命体は畏怖の存在であると同時に、ロマンの対象でもあるといっても過言ではないでしょう。そんな異星人と人類の混乱や戦いを描いた「侵略」がテーマのSF小説を紹介します。
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「SFの父」と呼ばれるH・G・ウエルズが1898年に発表した小説です。火星から飛来し、ロンドン郊外に落下した円筒形の乗り物から現れた火星人。熱線ですべてを焼き払う火星人に対し、人類は火力で圧倒的に劣り、蹂躙されていきます。数々の逸話や遺産を残した、SF小説の金字塔をお楽しみください。
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「侵略」がテーマのSF作品を多数執筆した著者のデビュー作。緑色の流星群を見た人が1人残らず失明した世界で、トリフィドという名の食人植物が人類を襲い出します。文明が崩壊しつつあるなか、偶然視力を失わずにすんだビルは、どうやってこの世界を生き抜いていくのか?人間ドラマとしても読み応えのある一冊です。
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ナメクジのような宇宙寄生生物により脳を乗っ取られ、操り人形として増殖していく人類と、秘密捜査官サムや同僚メアリたちとの戦いを描いた小説です。1951年執筆の古典ですが、宇宙生物に乗っ取られるくだりは臨場感抜群!また、アクションシーンも多くて読みやすい、SF界の巨匠による初期の傑作です。
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