ブックキュレーターhonto編集員
知っているようで知らない!?日本語の歴史とその奥深さを学べる本
日々何気なく使っている日本語について、その歴史や成り立ちを意識したことがある、という方はそう多くはないでしょう。言葉を知ることは、その国の文化や歴史、感性に触れること。言語の成り立ちや特徴、時代ごとの変遷、語彙や言い回しを知れば、日本語が持つ奥深い魅力に気づくはず。深く楽しく日本語の歩みが学べる本を集めました。
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日本語の歴史
山口 仲美(著)
古代から近代に至るまで日本語がどのように変容したのか、一般向けに解説した入門書です。特に、書き言葉と話し言葉のせめぎ合いに着目し、現代で使用されている表記法に至るまでの過程を時代ごとに追っています。平易な文体で、具体例を挙げて書かれているので、言語学に不慣れな初心者にも親切な一冊です。
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日本文化のキーワード 七つのやまと言葉
栗田 勇(著)
仏教、寺院建築、美術などに関する日本文化論を多く記した著者による、日本語を切り口とした日本文化論です。間、あそび、ありがとう、あわれ、におい、道、わび・さび。この7つの「やまと言葉」を題材に、日本人の特徴や日本文化の性質を紐解き、何千年も変わることのないその本質に迫っていきます。
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日本一愉快な国語授業
佐久 協(著)
高校の国語科の元教員が解説する、日本語の用例集です。発音や表記の仕方、言葉遊びや語呂合わせ、訛りや誤用、外来語など、20の項目ごとに、さまざまな側面から日本語が持つ特徴を説明しています。伝説の高校教師による日本語のおもしろさが詰まった「読む授業」をお楽しみください。
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毎日新聞の校閲記者が、過去の連載記事で出題した漢字クイズをもとにつくった日本語辞典です。季節の風情を思わせる用語を、四季ごとにまとめて解説しています。日常生活でさりげなく使いこなせたら・・・と憧れるような、美しい言葉の数々。それぞれの言葉には、先人たちの感性のきらめきを感じます。
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