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独創的でグロテスクな世界をご堪能あれ!はじめての小林泰三
1996年発行の『玩具修理者』でデビューした小林泰三は、独特な世界観とセリフ回し、グロテスクな作風が特徴の作家です。著作はホラーからSFやミステリーにも及び、近年ではさらにファンタジーやお仕事小説にも挑戦していましたが、2020年に逝去。しかし、その著作は不滅です。彼の得意とするジャンルを中心に代表的な小説を紹介します。
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全人類がある日、10分程度しか記憶を保てなくなってパニックに陥る「大忘却時代」と、その後の世界を描いています。災厄を乗り越え、その後外部記憶媒体を手にした人類に待っていたのは、どんな未来だったのでしょう。人間とは、そして記憶とは何かといった哲学的とも思える深いテーマに挑んだ、著者後期の傑作です。
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