ブックキュレーターhonto編集員
苦しいときこそ頼ってみたい。「魔よけ」や「まじない」について知るための本
病気や事故を避けたいとき。嫌なこと、つらいことがあったとき。願いごとや成功を祈るとき。昔から人は、神様や仏様に頼って暮らしてきました。「病は気から」と言うように、気持ちが晴々としていれば、病気も軽くすみ、よいことがやってくるかもしれません。俗信・迷信とあなどることなく、まずは古くからの習俗に触れてみましょう。
- 14
- お気に入り
- 1523
- 閲覧数
-
まじないの文化史 見るだけで楽しめる! 日本の呪術を読み解く
新潟県立歴史博物館(監修)
新潟県立歴史博物館で開かれた、呪術や呪符に関する展覧会の展示物を、写真と解説で振り返ります。絵馬や七夕の短冊など願いごとをかなえるもの、お守りやお札など病気や事故を避けるものなどはもちろん、普段見る機会のない人を呪うおどろおどろしいものも取り上げています。まじない文化の奥深さを学べる一冊です。
-
「屋根を越える庭木はよくない」「鍋を叩くと貧乏神が来る」「地震がおきたらマンザイラクと唱えろ」といった俗信は日本各地に残っています。本書は、こうした家や道具にまつわる言い伝えや、厄除けの呪文の背景にある信仰を考察します。日本人がどのように災難に対応してきたか、独特の民俗文化を知る硬派な一冊です。
-
世界でいちばん素敵な神社の教室
茂木 貞純(監修)
神社には、神宮や大神宮、大社など、いろいろな呼び名がありますが、その違いを知る人は少数派です。鳥居の役目や狛犬の由来、神主さんの階級など、意外と知らない神社に関する素朴な疑問もこの本で解消できます。ユニークなおみくじや伊勢神宮のパワースポットの紹介もあり、神社に関する一通りの知識が得られます。
-
神社に関係する動物といえば、狛犬や狐と答える人が多いでしょう。本書で取り上げるのは、それだけでなく、猫や猿、トラやライオン、さらには、ウナギやカエルといった動物が神様のお使いとして鎮座している神社仏閣です。気に入った眷族(けんぞく)を見つけたら、お参りしてパワーをもらってはいかがでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です