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弁護士や検事など法曹界関係者が描く、リアリティあふれるミステリー小説
刑事事件の弁護士や検事は職業柄、日々さまざまな事件を担当します。普段からそうした事案に接しているためか、ミステリー作家と兼業する人もいます。広範な法律の知識に基づく設定、豊かな経験から生み出されるリアリティあふれる法廷シーン、法律の抜け穴が生み出すドラマなど、法律のプロだからこそ描ける世界を味わってみませんか?
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著者は現役の弁護士であり、映画化もされた『記憶屋』など多数の著書を持つ兼業作家。本書は新米弁護士の主人公が、癖の強い依頼人に振り回されながらも成長していく、4つの事件を描いたリーガルミステリー連作集です。「法律は万能ではない」ということを改めて気づかせてくれる、秀逸な一冊です。
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刑事事件弁護士でもある著者が『犯罪』『罪悪』といった短編集に続き、自身の知識と経験に基づいて執筆したはじめての長編。本書で指摘された「法の穴」が問題視され、ドイツの法務省に調査委員会ができたという逸話でも知られる法廷サスペンスです。硬質で淡々とした筆致も作風にマッチしていて、非常に読みやすい一冊です。
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