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摩訶不思議な設定とロジカルさが融合したミステリー!はじめての西澤保彦
「SFチックな特殊設定を活かした本格ミステリー」というイメージが強い作家・西澤保彦ですが、他にもさまざまなジャンルのミステリーを書いています。そこに共通するのはロジカルさ。日常の謎でも、突拍子もない奇想天外な世界設定でも、解決は論理的に行われます。そんなロジカルさが存分に味わえる小説をそろえました。
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西澤保彦の代名詞ともいえるSF設定の本格ミステリー、その代表作の一つです。同じ日が繰り返される「反復落とし穴」と呼ばれるタイムループにはまった少年が、時間が戻るたびに殺されてしまう祖父を救うために奮闘します。軽い作風ながら、SFミステリーの醍醐味を堪能できる傑作です。
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怪獣、宇宙人、幽霊などが登場する、いわゆる「バカミス」に分類される短編集。肩の力を抜いて気軽に読めますが、ハチャメチャな設定でもきっちりミステリーに仕上げるあたりはさすがのひと言。最初はそのゆるさ加減に眉をひそめてしまうかもしれませんが、次第に楽しく思えてくる、そんな不思議な魅力にあふれた一冊です。
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