ブックキュレーターhonto編集員
「騙された!」どんでん返しがクセになる東野圭吾のミステリー小説
東野圭吾の小説には、繊細な人物描写や先の読めない展開など多くの魅力が備わっていますが、特に支持されているのは予想だにしない「どんでん返し」といえるでしょう。思わず「騙された!」と叫んでしまうあっと驚くような展開は、一度味わうと病みつきになってしまいます。そんなどんでん返しが魅力の東野圭吾作品を一挙に紹介します。
- 31
- お気に入り
- 20056
- 閲覧数
-
秘密
東野 圭吾(著)
事故に遭った妻と娘。かろうじて助かった娘の身体に宿っていたのは、事故で死んだはずの妻でした。そこから父と娘(妻)の「秘密」の生活が始まり、2人は戸惑いながらもそれまでの日常に戻ろうとしますが・・・。ラストで明かされる衝撃的な真実に、涙が止まらなくなるでしょう。
-
仮面山荘殺人事件
東野 圭吾(著)
主人公たちが集まった別荘に強盗が押し入り、彼らは人質になってしまいます。さまざまな方法で脱出を試みますが失敗してしまい、とうとう死者が。しかし、強盗には手を出せない状況での死であったため、犯人は人質のなかにいることが判明し・・・。ラストにいたるまで怒涛の展開の連続で、一気に読み進めたくなる快作です。
-
天使の耳
東野 圭吾(著)
「交通事故がきっかけで運命が大きく変わった人々の物語」が6つの短編で描かれています。表題作では、交通事故により死亡した兄の無実を訴える盲目の妹と、異なる証言をする相手の運転手、どちらの意見が正しいのか?という駆け引きが読みどころ。ラストで明かされるどんでん返しの展開は圧巻です。
-
悪意
東野 圭吾(著)
東野圭吾作品のなかでも特に人気の「加賀恭一郎シリーズ」の一作。自宅の書斎で殺された人気作家。加賀の推理により、犯人はあっさり逮捕されますが、なぜか動機を語ろうせず・・・。犯人の手記が物語の大きなキーとなる小説で、極上の「ホワイダニット(Why done it)」を味わいたい方にオススメです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です