ブックキュレーターhonto編集員
大人も読まなきゃもったいない!明るく前向きな気持ちをくれる児童文学
児童書は子どもだけのもの、と思っている方も多いはずです。しかし、児童書には大人が読んでも楽しめる名作がいっぱい。ここで紹介するのは、大人にこそ読んでもらいたい、明るく楽しい気持ちをくれる児童書です。読後は疲れた心がきれいに洗い流され、「明日も頑張ろう」と前向きな気持ちになっていることでしょう。
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少女ポリアンナ
エレノア=ポーター(作) , 菊島 伊久栄(訳) , 児島 なおみ(絵)
親を亡くし、厳しい叔母に引き取られることになった少女・ポリアンナ。彼女は得意の「うれしくなるゲーム」で、周囲の人に幸せをもたらします。「うれしくなるゲーム」とは、あらゆることに喜びを見出すゲームのこと。どんなにひどい状況でも、視点を変えれば希望は見えてくる。そんなことを教えてくれる物語です。
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長くつ下のピッピ 新版
アストリッド・リンドグレーン(作) , 大塚 勇三(訳)
破天荒で世界一強い女の子ピッピの物語。常識もルールも関係なく生きるピッピは、いつでも自分の気持ちに正直に、やりたいことをしています。息苦しい世の中に生きている大人が読めば、「こんなふうに生きられたら」と憧れてしまうはず。天真爛漫なピッピの姿が、気持ちを晴れやかにしてくれるでしょう。
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マチルダは頭脳明晰な天才少女。しかし周りには彼女を正しく評価せず、抑圧しようとしてくる大人ばかり。あるときマチルダは、そんな彼らに仕返しすることを決意しますが、この復讐劇がなんとも痛快!小さなマチルダが大人たちを手玉に取り、こらしめる様子は抱腹絶倒もので、爽やかな読後感を味わえます。
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光平は夏のある日、書くと願いが叶う魔法の日記をおばあちゃんからもらいます。書いたことがどんどん現実になり驚く光平ですが、次第に、望みを叶える力の正体に気づいていきます。日記を通して少しずつ大人になっていく少年の成長物語としても楽しめ、読後は新たな挑戦がしたくなるでしょう。
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