ブックキュレーターhonto編集員
自分の存在を否定されたと感じたら。引きこもりたくなったときに読みたい本
仕事でミスをして叱られた。恋人に期待を裏切られた。友人が自分にだけ冷たかった。人間関係に悩んだり、自分のいる意味がわからなくなったりしたときこそ、本から新たな視座を獲得し、人生を見つめ直してみませんか。自分の存在が否定されたように感じられ、引きこもってしまいたい気持ちになったとき、手に取ってほしい本をそろえました。
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大切な人とのかかわりに気がつき、温かい気持ちを思い出す6編を収録。「皿の上の孤独」の主人公は、建築事務所を営むキャリア女性。メキシコを代表する建築家の自宅へ向かった理由は、以前一緒に働いていたビジネスパートナーの「目」になるためでした。6編のどれもが、なんてことのない日常を愛おしく感じられる物語です。
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心身ともに衰弱しきった主人公の隆は、線路へ飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられます。「ヤマモト」と交流することで徐々に元気を取り戻す一方で、彼のことを知れば知るほど募る不信感。果たして「ヤマモト」の正体とは。仕事に悩むすべての人に読んでほしい、勇気をくれる感動作です。
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片づけ屋の十萬里を中心に、4つの物語からなる短編集です。彼女のモットーは「部屋を片づけられない人間は、心に問題がある」。社内不倫に悩むOL、妻に先立たれた老人男性、子どもに見捨てられた資産家老人女性などの部屋に入り込み、部屋が片づかない本当の理由を探っていきます。
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人生における悩みといえば、だいたいが仕事、家族、そしてお金のこと。本書で紹介されている法則を知り、行動習慣を変えていくことで、そのすべての問題が好転させられると著者は言います。メンタリズム理論に基づいて、毎日の行動に少しだけ変化を加えることで、あらゆる問題を解決してみませんか?
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カラーひよことコーヒー豆
小川 洋子(著)
小川洋子の日常の出来事が綴られたエッセイ集。『ふつうの一日こそ、理想の一日』という通り、日々の暮らしのかけがえのなさに気づかせてくれるような柔らかさがあります。いつもがんばらなくていい。いつも「ドラマチック」でなくていい。気がつくと肩の力が抜けている一冊です。
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