ブックキュレーターhonto編集員
食べることは人の営みのすべてを映す。「食」を通して世界を覗くエッセイ
人間は食べることなしには生きていけません。そして「食」には、家庭の姿や人々の心の交歓、さらに飢餓や紛争といった社会的な課題までもが映し出されます。そのため「食」を巡る旅エッセイの多くには、「食」というテーマ以上の大切なメッセージが含まれることが多々あります。そんな「食」から世界を知ることのできるエッセイをそろえました。
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リベリアの人食い少年兵の廃墟飯、台湾マフィアの贅沢中華、ロシアのシベリアンイエスが食べるカルト飯、ケニアのゴミ山スカベンジャー飯。「ヤバい世界のヤバい奴らは何食ってんだ!?」をテーマにしたテレビ東京の同名番組を書籍化。同じ地球上とは思えない、そんな食に出会えるはずです。
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「世界の台所探検家」である著者の、世界16の国と地域の台所を巡るエッセイです。台所は完成品だけでなく調理の過程も見ることのできる場所。台所で経験した停電や秘伝のレシピから、「食」を取り巻く生活文化やお国柄が垣間見えます。「レーリュッケン」など名前だけでは想像もつかない、現地の料理レシピも掲載されています。
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この本で扱われる「辺境メシ」は、そんじょそこらのゲテモノ飯とは格が違います。古代粘土板せんべい、胎盤餃子、ヒキガエルジュース、サルの燻製脳みそなど、名前からして思わず「ウッ」とくるものばかり。著者の食と辺境への愛と敬意にあふれたエッセイは、読後、温かな気持ちを感じさせてくれます。
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44年間で60ヵ国を訪れ、食文化の研究を続けている著者の「食」を巡るエッセイ。著者は「料理がその場所で根付いているのには、必ず理由がある」と言い、「食」だけでなく「食文化」を探る姿勢で旅をします。現地の主婦から教わったレシピや暮らしの知恵には、豊かな文化が感じられます。
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