ブックキュレーターhonto編集員
我が子の机にそっと置いておきたい。子どもの気持ちを少し楽にする本
小学生になると子どもは親の目の届かない場所で過ごす時間が長くなり、子ども自身が悩みを抱えることも増えていきます。だからといって、親が心配してあれこれ詮索するとかえって逆効果なことも・・・。そんなとき子どもの目の届く場所にそっと置いておきたい、子どもの心に寄り添い、気持ちが少し楽になるような本をそろえました。
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ぼくを探しに 新装版
シルヴァスタイン(作) , 倉橋 由美子(訳)
何かが足りないと感じる「ぼく」は、足りないかけらを探します。かけた部分にハマるものは、ときに大きすぎたり、ときに小さすぎたり。やっとぴったりのかけらを見つけた「ぼく」は、あることに気づき・・・。シンプルなイラストと言葉だからこそ届く強いメッセージ。子どもに自信を持ってほしいときに手渡したい一冊です。
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こども六法
山崎 聡一郎(著) , 伊藤 ハムスター(絵)
子どもの日常生活に関わる法律が、イラストとともにわかりやすく紹介されています。すべての漢字にはふりがながふってあるため、子どもだけでもじっくり読むことができます。SNSで悪口を書くこと、いじめや虐待も、法律違反です。社会のルールである法律を知ることは、子どもが自分自身を守る一歩につながります。
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どう解く? 答えのない道徳の問題
やまざき ひろし(ぶん) , きむら よう(え) , にさわだいら はるひと(え)
「ついてもいい嘘とついてはいけない嘘がある?」「人数が多いほうが正しいの?」そんな答えのない問題が、さまざまな意見とともに紹介されています。この世のすべてが白黒はっきりできるものではないと気づき、自分だけの答えを探す練習ができます。子どもが一人読みするのも、親子で意見を伝え合うのもいいでしょう。
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『いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?』ぼくが尋ねると馬は、『たすけて』と答えた。この本には男の子、モグラ、キツネ、馬の交流が、手書きの深い言葉と美しく力強い絵で描かれています。1人と3匹の問答はどれも心に深く響き、どのページを開いても自分のままでいる勇気をもらえます。
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