子育て奮闘中のママに。育児に疲れたとき手に取ってほしい絵本

ほのぼのしてかわいらしいしろくまを、わが子に置き換えて読まずにはいられない絵本です。自分の子どものできていないことや失敗ばかりに目が行ってしまうようになったら、この絵本のしろくまに会いに行ってみてください。「もう◯歳なのに・・・」が「まだ◯歳だもんね」に変わり、わが子を抱きしめたくなるはずです。

赤ちゃんを生んだばかりの、なっちゃんのお母さんはいつも大忙し。だからなっちゃんは、いろんなこと1人で挑戦してみるけれど・・・。「ちょっとだけ」成功して誇らしげに胸を張るなっちゃんの姿に、胸がいっぱいになります。下の子が生まれて、上の子をかまってあげられていない。そんなママは、上の子と一緒に読んでみてください。

初めての出産、育児は不安や戸惑いを感じるもの。思い通りにならないことばかりで苦しくなってしまったら、この絵本を思い出してみてください。子どもが生まれた日の記憶がよみがえり、気持ちをリセットできるかもしれません。前を向きたいときにオススメの一冊です。

いつも先生やお母さんに怒られてばかりの「ぼく」。怒られるようなことをしてしまうのは、いつも理由があって・・・。きっと、大人を怒らせたくて悪いことばかりする子どもはいません。必死で自分の気持ちを我慢する「ぼく」の表情が、子ども時代の自分やわが子と重なり、子どもを抱きしめたくなるはすです。

散らかった部屋、使ったままの食器・・・赤ちゃんと一緒に過ごしていると、何も手につかないまま1日が終わってしまうこともあるでしょう。この本では、ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる作者不明の詩が、柔らかな挿絵とともに紹介されています。自分を否定してしまう前に、出会ってほしい詩です。