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新時代の偉才!これからの世界を考えるために読みたいオードリー・タンの本
コロナ禍の台湾で、マスクの在庫管理システムを開発し一躍注目を浴びたオードリー・タン。IQ180超の天才プログラマー、中学中退、35歳での大臣就任、トランスジェンダーなど、さまざまな角度で語られるオードリーの思考や生き方を紹介する本を集めました。オードリーと一緒に、世界の未来を描いてみましょう。
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オードリー自身の言葉で生い立ちや台湾のデジタル施策を語った一冊。テクノロジーが社会に及ぼす影響に関する、オードリーの考えがまとめられています。デジタルやAIは国境や権威を越えて多くの人の意見を集約できる道具であり、使い手次第でさまざまな未来が描けることに気づかされます。来たるべき新しい時代に、必読の一冊です。
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自由には「ネガティブ・フリーダム」と「ポジティブ・フリーダム」の2つがあると語るオードリー。個人の自由だけを求める「ネガティブ・フリーダム」から、みんなの自由を求める「ポジティブ・フリーダム」への移行を勧めています。テクノロジー活用で自由を共有し、誰もが生きやすい社会を構想するオードリーの考えが学べます。
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オードリー・タン日本人のためのデジタル未来学
早川 友久(著)
AIに始まりダイバーシティまで、オードリーが考えるデジタルの未来。インタビューで語られた言葉からは、柔軟な考え方と社会をよりよくしようとする謙虚な姿勢が伝わってきます。オードリーが考えるデジタル社会のあり方だけでなく、オードリーのような才能ある人材を活かす台湾の底力の一端に触れることができるでしょう。
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「一人一人の心に小さなオードリー・タンを宿そう」をコンセプトとする本書。オードリーが実践した「ソーシャル・イノベーション」を軸に、仕事の仕方、アイデアの実行方法などを紹介しています。IQの高低の問題よりも、価値観の異なる他者に共感し、自分を最大限生かして社会に貢献することこそ見習うべき点だと実感します。
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私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
阿川佐和子 , 東浩紀 , 岩田健太郎 , 宇佐見りん , オードリー・タン , カーメン・ラインハート , 金原ひとみ , 桐野夏生 , 金田一秀穂 , クラウス・シュワブ , グレン・ワイル , 瀬戸内寂聴 , 多和田葉子 , 筒井康隆 , 出口康夫 , 西浦博 , パオロ・ジョルダーノ , マルクス・ガブリエル , 柳田邦男 , ロバート・キャンベル , 朝日新聞出版
国内外20名の知識人が語る、コロナ後の世界。本書でオードリー・タンは、台湾での施策や日本との違いを語っています。『大切なのは意見の異なる相手の立場を理解しようとする気持ち』というオードリーの言葉は、近年の日本で広く浸透すべき考え方といえるでしょう。コロナ禍をきっかけに可視化された諸問題に、真摯に向き合う態度が伝わります。
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