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子どもが世界一幸せな国!オランダで生まれた絵本&児童書
ユニセフによる子どもの幸福度調査(2020年発表)で世界一となったオランダには、子どもの人格、そして個人や人権を尊重する国の価値観が溶け込んだ絵本や児童書が数多く存在します。自分を大切にできるからこそ他人も大切にできるし、自分が幸せだから他人の幸せのために動ける。そんな大切なことが詰まったオランダの絵本&児童書を紹介します。
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クリスマスってなあに しかけえほん
ディック・ブルーナ(著) , ふなざきやすこ(訳)
ミッフィーで知られるオランダの絵本作家ディック・ブルーナが、幼い子でも理解できるようにクリスマスを説明した絵本です。イエスの生誕やクリスマスの由来が、ミッフィーでおなじみのシンプルな絵で力強く描かれています。キリスト教に通じる神さまの存在や慈悲の心を、子どもたちと一緒に学ぶことができます。
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ぼくといっしょに
シャルロット・デマトーン(著) , 野坂悦子(訳)
主人公のぼくは、お母さんにりんごを買ってくるよう頼まれます。でもそのおつかいの途中には、ドラゴンやひとくいザメ、恐ろしいくまに海賊など危険がいっぱい!ぼくはおつかいをすませて、無事におうちにたどりつけるのでしょうか?小さな男の子の大きな想像力を描いた絵本です。
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第八森の子どもたち
エルス・ペルフロム(作) , 野坂 悦子(訳) , ペーター・ファン・ストラーテン(画)
第二次世界大戦末期、オランダに住む11歳の少女ノーチェは父と農場に疎開します。農場の持ち主であるおやじさんとおかみさんは、さまざまな人を受け入れていました。ノーチェが抱いたユダヤ人家族への思い、おやじさんやおかみさんをはじめとする人のやさしさ、そんな日常に暗い影を落とす戦争のなかで懸命に生きる人々を丁寧に描いた児童書です。
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イップとヤネケ
アニー・M.G.シュミット(作) , フィープ・ヴェステンドルプ(絵) , 西村 由美(訳)
男の子のイップと女の子のヤネケは、お隣同士で大の仲良し。毎日一緒にのびのびと遊ぶイップとヤネケは、たまに好奇心のあまりイタズラをして、両親に怒られてしまいます。とはいえ2人を見守る両親は機知に富み、大らかさを持った素敵な大人。自然や動物に囲まれて駆け回るイップとヤネケの無邪気さに癒やされる児童書です。
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とくべつないちにち
イヴォンヌ・ヤハテンベルフ(作) , 野坂 悦子(訳)
新しい学校に、今日初めて登校する転校生のアルノ。初めて会う同級生、慣れない授業、見たことのない先生・・・初めて尽くしのアルノはどんな1日を送るのでしょう?見知らぬ学校に対する緊張やドキドキ、そして、ほんの小さな期待。アルノの気持ちにやさしく寄り添って描かれた絵本を眺めていると、「わかるわかる」と深く頷いてしまいます。
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