ブックキュレーターhonto編集員
デジタルデバイスは脳を壊す!?現代人の危機=スマホ依存について学ぶ本
今やスマートフォンは生活に欠かせないものの一つ。どこに行くにも何をするにもスマホがなくてはならず、手元にないとソワソワしてしまう方も多いでしょう。その一方、最近の研究ではスマホ依存が脳に与える悪影響も解明されています。スマホが与える人体への影響、そしてデジタルデバイスとの上手な距離感を掴むために参考となる本を紹介します。
- 11
- お気に入り
- 1100
- 閲覧数
-
IT業界のトップが、自分の子どもにデジタルデバイスを与えないのは有名な話。著者は2000年代以降に心の不調を訴える人が増えたのは、デジタルデバイスが睡眠、運動、他者と直接関わる時間を奪ったためでは、と推察します。本書では、人間の脳はスマホに適応できないことを論証。スマホ依存の生活に一石を投じる一冊です。
-
ゲームやネット依存の治療にあたる精神科医が、スマホ依存の実態を解き明かします。「治療の第一歩は病の正体を知ること」として、これまで治療にあたった依存症の実例を紹介。スマホ依存から抜け出すための具体的な方策が示され、すぐに実践したくなります。正しい知識を得れば、スマホとのつき合い方も変わるはずです。
-
スマホの長時間使用が子どもの学力を低下させる、という調査結果は多くの人に衝撃をもたらしました。では、なぜスマホは人間の脳に悪影響を与えるのか?著者は研究を重ね、スマホやインターネットの使用が脳に与える影響を考察しています。本書を読むと、スマホに頼り切りの生活を見直さなければならないと気づくでしょう。
-
あなたの忘れっぽさ、原因はスマホ認知症かもしれません。スマホに頼りすぎて脳の機能が低下する状態を「スマホ認知症」と呼び、スマホ依存に警鐘を鳴らす本書。脳科学的見地から、脳の機能を落とさずにスマホと共存する方法が提案されています。依存レベルのチェックリスト付きで、スマホと上手につき合う工夫が満載の一冊です。
-
スマホ使用が子どもの脳に与える影響を調べた調査をもとに、脳科学者の著者が子どもの脳によい習慣とは何かを具体的に提示します。スマホの使用時間が増えると学力が低下することはもちろん、長時間のスマホ使用が学習効果を打ち消すことも明らかに。小中高生約7万人の実証データから導き出された最新の研究結果です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です