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読み始めたら徹夜必至!はじめてのジェフリー・ディーヴァー
デビュー以来サスペンス小説を中心に書き続け、『ボーン・コレクター』の大ヒットによって一躍人気作家になったジェフリー・ディーヴァー。登場するキャラクターが魅力的で、二転三転するストーリー展開が特徴。その物語の多くは一気読み必至の徹夜本です。一度読めば彼の術中にハマり、抜け出せなくなる魅力を持つ小説を紹介します。
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ジェフリー・ディーヴァーの出世作にして代表シリーズである「リンカーン・ライム シリーズ」の第1弾。車イスに乗った四肢麻痺の元科学捜査官という卓越した設定と、犯行現場の微細な遺留品の分析からさまざまな真実を紐解いていくリーダビリティの高い構成は見事。サスペンスフルな傑作です。
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著者初の短編集です。長編のイメージが強いジェフリー・ディーヴァーですが、この短編集が著者の評価を不動のものにしたとも言えます。短いながらもひねりの効いた短編が16も収録されていて、表題作は「リンカーン・ライム」ものです。
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著者2冊目の短編集。前作の原題『Twisted』に対して本作の原題は『More Twisted』。さらにひねりが効いています。お馴染みとなったどんでん返しはもちろん、サスペンスや謎で飽きさせることのない職人技が堪能できます。短編以外の序文やあとがきまで楽しい、お得な一冊です。
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「リンカーン・ライム シリーズ」にも登場し、相手の表情や仕草から嘘を見抜く「人間嘘発見器」の異名を持つ捜査官「キャサリン・ダンス シリーズ」の第1弾です。リンカーン・ライムの科学捜査は物質に着目していますが、キャサリン・ダンスは嘘という心理的なアプローチを使っているのが対照的。こちらも大人気のシリーズです。
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数あるジェフリー・ディーヴァーの著書のなかでも、構成の突飛さや奇想天外さでは群を抜いてるのがこの物語でしょう。なぜなら、この話は最終章で始まり、第1章で終わるのです。そんな奇天烈な発想で、まともに完結する物語ができるのか・・・。結末は、ご自身の目でお確かめください。
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