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本好きにはたまらない仕掛けが満載!ビブリオミステリー小説
「ビブリオ」とは古代ギリシア語で「書物」を意味する言葉。近年では書評合戦のビブリオバトルで、広く知られるようになりました。ビブリオミステリ―は本を題材にしたミステリー小説で、業界や古典についてのうんちくが語られたり、なかには物語世界へ飛び込んでしまうファンタジックな作風なものもあります。本好きの心を大いにくすぐる物語を紹介します。
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鎌倉にある古書店 「ビブリア古書堂」の店主・栞子は、人見知りで、膨大な古書の知識を持つ女性。彼女が店に持ち込まれるさまざまな本の謎を解き明かしていくミステリー小説です。誰もが知るような有名書籍にまつわるトリビアもあり、本好きの心を刺激します。紹介されている本を読みたくなる大人気シリーズです。
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淋しい狩人 改版
宮部 みゆき(著)
東京下町で店主と孫の2人で切り盛りする小さな古本屋で起こった、6つの事件を描いた連作短編集です。父親の遺品から見つかった300冊の同じ本、電車の網棚にあった本に挟まれた名刺、未完のミステリー『寂しい狩人』と同じ手口の殺人事件などから始まるちょっぴりダークな物語。店主と孫の関係性の変化も見ものです。
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死の蔵書
ジョン・ダニング(著) , 宮脇 孝雄(訳)
アメリカで「せどり」をする人物が殺され、古書好きの刑事クリフがその犯人を追うミステリーです。日本とは事情や状況が大きく異なるアメリカの古書、稀覯本、出版事情が描かれていて、好奇心がそそられます。本好きには興味の尽きない魅力が満載の傑作です。
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