涙活で心のデトックス！映像化もされた命と向き合う恋愛小説

数万人に1人という不治の病に犯された20歳の茉莉。余命10年を宣告された彼女は未来を諦め、淡々と過ごすことに決めます。趣味に没頭し、友人に執着せず、恋もしない。10年で死ぬとわかっている茉莉がある人に放つ『ちゃんと生きて！』という言葉に、胸が締めつけられます。SNSで大反響を呼んだ青春ラブストーリーです。

高校生の僕は、病院で「共病文庫」と題された文庫本を拾います。それはクラスメイトの山内桜良が綴っていた秘密の日記帳でした。そしてそこには、膵臓の病気で余命が短いと記されていて・・・。「名前のない僕」と「日常のない彼女」、真逆の性格の2人が紡ぎ出す青春小説。タイトルの意味がわかったとき、涙があふれるはずです。

平凡な大学生・太一の前に現れた美丘は、とんでもない問題児。その強烈な個性に魅了されて交際＆同棲を始める太一ですが、実は彼女は治療法のない難病に侵されていて・・・。残された時間を懸命に生きようとする美丘と、美丘の生きた証を見届ける太一。まっすぐに魂を燃やし尽くす恋人たちのラブストーリーです。

好きな人を亡くすことは、なぜつらいのか？高校2年生で恋人のアキを亡くした朔太郎。2人の出会いのきっかけ、親に秘密で出かけた無人島、アキの発病と闘病。大人になった朔太郎は、アキとの思い出を巡りながら自分自身とも向き合っていきます。限られた命の中で誰かを愛すること、その尊さについて考えさせられる小説です。

冴えないイジメられっ子だった幼馴染みと10年ぶりに再会した僕。「デキる女」へと大変身を遂げていた彼女でしたが、実は大きな秘密を抱えていたようで・・・。彼女がついた一世一代の嘘。真相にたどり着いたとき、衝撃と愛しさが込み上げてきます。13年間の恋物語を描いた、温かい気持ちで読み終えられる一冊です。