ブックキュレーターhonto編集員
文字からほとばしるスクリーンへの情熱!映画づくりを描いたフィクション
19世紀末に誕生した映画という芸術表現は、機器の発達や上映環境の多様化によって、今なお進化を続けています。ここでは、そんな映画づくりに人生を捧げる人々の小説やマンガをそろえました。素晴らしい作品を作りたい。映像を通して人々を感動させたい。紹介するのは、そんな願いがスクリーンに届くまでの物語です。
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原田マハの小説『キネマの神様』は実写映画化の際、山田洋次監督の手で大きく脚色されました。そんな映画版のシナリオをもとにノベライズされたのが本書です。原作・実写・ノベライズが呼応し合って辿り着いた、映画への愛の物語。著者と山田監督が記したまえがき・あとがきも含めて、映画好きなら最後まで興味深く読むことができるでしょう。
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65歳の主人公・うみ子は、亡き夫との思い出とともに数十年ぶりの映画鑑賞へ。しかし、そこで彼女を待っていたのは映像系美大生・カイとの出会い。そして、「映画をつくる側にいく」という夢の発見でした。人生のエンドロールを前に新たな挑戦を始めたうみ子の姿から勇気をもらえるマンガで、波を使った感情描写も秀逸です。
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