ブックキュレーター岸見一郎
人生や仕事に前向きになるために
「なぜ人は働くのか」というようなことは多忙な日々には熟慮されないかもしれないが、仕事に行き詰まった時でなくても、時に立ち止まって考えたい問いである。
働くこと、さらには生きることについてのヒントを得、仕事に前向きに取り組む勇気を持てる哲学書、心理学書を選んだ。
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青年に害悪を与えたという理由で死刑を宣告されたソクラテスがどんな信念を持って生きたかを知ることができる。ソクラテスは、お金や名声を得ることばかりに汲々とし、自らの魂を大切にしないことを恥ずかしくはないのかと厳しく問いかける。
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人生の意味の心理学 上
アルフレッド・アドラー(著) , 岸見 一郎(訳)
本書は、人生についての意味づけを変えれば、世界はシンプルなものになることを多くの事例を通じて明らかにしている。仕事も含め自分が取り組むべき課題に立ち向かう勇気を持てる。
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愛するということ 新訳版
エーリッヒ・フロム(著) , 鈴木 晶(訳)
フロムは、相手さえいれば恋愛は成就すると考えるのは間違いであり、愛することは技術であるという。技術のない愛は無力なのである。愛についてフロムが言っていることは仕事も含め、対人関係全般に当てはまる。
ブックキュレーター
岸見一郎哲学者。1956年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門のギリシア哲学と並行し、アドラー心理学を研究。2013年に出版した共著『嫌われる勇気』は250万部を超え、アドラー心理 学を世間に浸透させた。著書に『子どもをのばすアドラーの言葉 』『幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵』『人生を変える勇気』ほか多数。共著に『幸せになる勇気』。
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