ブックキュレーターhonto編集員
復刊&トリビュート続々!新しいスタイルで読むスペースオペラの古典
出撃する宇宙艦隊、光線銃で戦うヒーロー、謎の異星人・・・。そんな古きよきSFのイメージが詰め込まれたスペースオペラ。SFのサブジャンルの一つで、SFがよりリアルな方向に向かうなかで一度は下火になりました。しかし、新装版の登場やパスティーシュによって、今再び人気が高まっています。古くて新しい宇宙の大活劇にご注目ください。
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スペースオペラの第一人者であるエドモンド・ハミルトンが創作した人気作を、ヒューゴー賞受賞の著者がリブート。子どものころからシリーズの大ファンだったという著者が巨匠への思いを込めて書き上げた本作は、おなじみのシリーズキャラクターとの馴れ初めなど、ファン垂涎のエピソードが満載!リスペクトにあふれた一冊です。
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「レンズマン」シリーズは、1930年代から10年以上かけて発表された壮大なスケールのスペースオペラ。本書は、その第1作の新訳版です。全銀河系から選び抜かれた超エリート士官「レンズマン」たちが、超兵器を駆使して宇宙海賊と戦う痛快無比のストーリーは、当時を知る人も知らない人も夢中にさせるでしょう。
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絶版状態が続いていた傑作が、出版社を変えて復刊しました。本書はSF史に残る蠱惑(こわく)的なモンスターを生んだ「シャンブロウ」など、宇宙の流れ者ノースウェスト・スミスを主人公とする物語を集めた短編集です。「宇宙版西部劇」とも呼ばれるタフでクールなヒーローと、妖艶な宇宙の美女たちとの物語をご堪能ください。
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服飾文化が行き過ぎて、「服が人を支配する」ようになった世界。名匠の手になる究極のスーツを偶然手に入れてしまった男の運命は?突飛な設定とオフビートなストーリーで話題になりながら、長年入手困難な状態が続いていた伝説のピカレスク小説が新訳版で登場しました。勧善懲悪ではないスペースオペラの裏世界を体感できます。
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アメリカで生まれたスペースオペラは、日本のメディアにも大きな影響を与えました。その一例が、松本零士によるコミック『宇宙海賊キャプテンハーロック』です。本書は松本零士のエッセンスを集めて描かれたトリビュート小説で、星の海を自由に生き抜く無法者というヒーロー像は、まさにスペースオペラの精神そのものです。
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