20代の社会人にオススメ！自分の世界がどんどん広がる実感を得られる本

中学生のコペル君と、風変わりなおじさんとの心の交流の物語。日々の出来事にどんな社会的な意味があるのか、おじさんはノートを通じてコぺル君に伝えます。「正しく生きるためにはどうしたらいいのか？」「なぜ人は間違ってしまうのか？」。1937年出版の小説を原作にした、人生を模索する社会人にオススメの漫画です。

スタンフォード大学で実際に行われている人気講座をまとめた一冊で、目標の達成に必要な「意志力」に重点が置かれています。科学的なエビデンスを基にした「意志力を磨き上げる方法」の解説は読み応え抜群。誘惑に負ける自分を変えたい、目標を持ってビジネスを成功させたい、といった社会人の道筋になる名著です。

韓国で1980年に起きた「光州事件」を題材にした小説。民主主義を求める市民に対し、国家が行った残虐な行為の数々。すでに魂となった2人の少年が語る・・・という手法は、ほかにはない重い感覚を読者に与えます。「悲劇を作るのは政治ではなく人間の行為」というメッセージは、すべての現代人が共有すべき事実です。

家庭環境に恵まれない希美は、お金を稼ぐために上京します。東京で出会う頭文字Nの男女たちや、故郷での秘密を共有する幼馴染み・成瀬との何気ない日々。しかし、希美が「Nのために」取る行動が、やがて悲劇につながっていきます。一件の殺人事件を発端に動き出す彼らの切ない思いは、長く心に刻まれることになるでしょう。

人間関係の悩みが一気に吹き飛ぶ自己啓発本のベストセラー。「他者の期待を満たすために生きているのではない」「この問題は誰の課題なのか？」といったアドラー心理学の神髄が、哲人と青年の激しい議論のなかで明らかになります。人生のターニングポイントに読みたい、一流の心理学者とライターによる必携の一冊です。